店舗集客に使えるチラシ作成アプリを徹底比較で全解説！

『チラシなんて古い』は大間違い

いま再評価される紙×アプリの店舗集客力

看板デザイン会社『CUVIC』です。

『SNSで十分』と言われる時代ですが、現場ではそれだけでは客足が伸びないという声を毎日のように耳にします。
理由はシンプルでSNSは『興味がある人』にしか届かないからです。

そこで再び脚光を浴びているのが“紙のチラシ”です。
手に取ってもらうだけで視覚・触覚・嗅覚まで刺激でき、近隣住民へ一気にリーチできます。

ただし、制作費も時間もかけられない店舗様がが多いのも事実。
ここで活躍するのが“チラシ作成アプリ”です。

プロのデザイナーを雇わなくても、スマホやPC一台で思わず手に取りたくなるチラシを量産できます。
ということで、今回の看板ブログは『店舗集客を実現するチラシ作成アプリ！』といったテーマでチラシの作成アプリ主要10サービスを徹底的に検証し、使いこなしのコツまで網羅したいと思います！

まずは結論：忙しいオーナーが選ぶべきチラシ作成アプリはこれだ

単刀直入に言えば、
・“今すぐ集客効果を出したい”ならCanva
・“印刷から配送まで一気通貫”ならラクスル
・“スマホだけで完結”させたいならPOP KIT
この3つを抑えれば間違いありません。

とはいえ、業態や予算、慣れているデバイスによってベストな解は変わります。
そこで以下では選定基準を整理し、そのうえで主要アプリを比較します。

失敗しないための５つのチェックポイント

1. テンプレートの質と量

料理店と整骨院では訴求すべきイメージが違います。業種別テンプレートが豊富かどうかはデザイン経験ゼロのオーナーほど重要です。

2. 画像・フォントのライセンス

無料素材でも商用利用可否が明示されていないと、後から法的リスクが発生します。ライセンスが明確か必ず確認しましょう。

3. 印刷・配送オプション

データを入稿し直す手間を省きたい場合は、アプリ内でそのまま発注できるかがポイント。

4. チーム共有機能

複数スタッフで同時編集できれば、アイデアを素早く形にできます。

5. コストパフォーマンス

初期費用ゼロでも、枚数課金や高解像度書き出しの有料化など、隠れコストに注意が必要です。

主要10アプリを俯瞰する比較表

2025年6月時点で店舗集客に利用される代表的チラシ作成アプリを、上記5つの観点でスコアリングしました。

ベスト３を深掘りレビュー

1位：Canva──“誰でもデザイナー”を本当に実現

ブラウザとアプリの両対応で、動作も軽快。飲食・美容・スクールなど業種カテゴリー別テンプレートが数クリックで探せます。背景除去やブランドカラー自動適用などAI機能も進化。印刷は『Canva Print』で最短3営業日、配送料込みで片面A4 500枚が4,200円程度。オンライン広告用サイズにワンクリック変換できる点も、店舗のオムニチャネル化を後押しします。

感覚的な操作ながら、層構造のレイヤー編集も可能。プロも納得の自由度です。Proプランは年額12,000円前後ですが、背景透過PNGやプレミアム素材が無制限になるため、毎月1,000枚以上配布する店舗なら即元が取れます。

2位：ラクスル──“刷って届く”までがワンストップ

『デザインはそこそこ、でも配布スピードが命』という実店舗向きのサービス。あらかじめ印刷仕様に最適化されたテンプレートなので、仕上がりトラブルがほぼありません。最短当日出荷・翌日着に対応しており、『週末のキャンペーンに間に合わせたい』という急ぎ案件にも強いのが特徴。

地図作成ウィザードやQRコード自動生成を活用すれば、初めての折込チラシでも誤植リスクを低減できます。デザイン機能はCanvaに一歩譲りますが、印刷費まで含めた総コストでは最安水準です。

3位：POP KIT──スマホ完結、アナログ感“映え”デザイン

コンビニプリント連携が秀逸。店内POPと同じトーンのチラシをその場で排出できるので、急な品切れや季節フェアの差し替えに便利です。イラスト調テンプレートが多く、親しみやすさ演出に向いています。

月額980円のPLUSプランで高解像度PDF出力と商用フォントが解禁。小規模サロンや個人経営飲食店で『まずは近所から常連を作りたい』ケースにフィットします。

アプリ比較だけで終わらせない！チラシを“集客マシン”に変える５つの実践テク

1. 『誰に』『何を』『どうして欲しいか』を１秒で伝える

表紙の左上エリアは読者の視線が最も集まる“ゴールデンゾーン”。ここに業態名とベネフィットを端的に配置しましょう。
例：〈家族で通える駅前パーソナルジム〉→『3歳から通える！家族割で月々6,600円』

2. 段組みより“リズム”を意識

文字の大小、写真の余白、背景色の切り替えで視線を誘導し、最後にCTA（問い合わせ・予約QR）へ導線を敷きます。Canva等の『スマート配置』を使えば数クリックでバランスが取れます。

3. 配布ターゲットを絞り込む

1,000枚を無作為に撒くより、想定客層が多いエリアの300世帯にポスティングした方が反応率は跳ね上がります。ラクスルの『エリアターゲティング』や郵便局の『タウンプラス』を活用すると無駄打ちが減らせます。

4. オンライン接点を必ず用意

QRコードでInstagramや予約ページへ誘導し、『チラシ持参で●●％OFF』クーポンを配布。来店→SNSフォロー→再来店と回遊させる導線が欠かせません。

5. 効果測定→改善をループさせる

QRコード毎にパラメータを変えておくと、『どのチラシ』『どの地域』が反応したかがGoogle Analyticsで把握できます。次回のデザインや配布枚数をデータドリブンで最適化しましょう。

ジャンル別おすすめアプリ早見チャート

飲食店

『写真映え』が命。料理写真をワンタッチで補正できるAdobe Expressの“光量＆色温度AI補正”が重宝します。

美容室・サロン

お客様写真のビフォーアフターを配置しやすいCanvaのコラージュテンプレートが最適。SNS投稿と同時に作れるのも利点。

学習塾・スクール

文字情報が多くても読みやすいPOP KITの手描き風フォントが相性抜群。学年別タイムテーブルもテンプレ化されています。

不動産・士業

信頼感が鍵。Microsoft Designerで公式感のあるレイアウトをベースにし、PDF入稿で高級紙に印刷することで成約率が高まります。

よくある質問（FAQ）

Q. 無料プランだけで十分ですか？

A. 月に数百枚程度であれば無料でも問題ありません。ただし非圧縮PDFが出力できず印刷時に画質劣化が起きる場合があります。販促の核として本格運用するなら有料プランを推奨します。

Q. 自作チラシはデザインが素人っぽくならない？

A. プロがゼロから作る際にも基本はテンプレートを活用し、文字間隔・行間・余白のルールを守っています。各アプリの『自動整列』機能を使い、３色以内で配色すればクオリティは格段に向上します。

Q. 配布後の効果が分からない…

A. クーポンコードをエリアや版ごとに変える、QRコードのリダイレクト先を分けるなど、トラッキング設計で解決できます。

Q. 印刷の紙質はどれを選べば良い？

A. 手渡し用なら厚手90kg以上で高級感を。ポスティングは68〜73kgがコストと耐久性のバランスが良く、折込ではコート紙を選ぶと写真が鮮やかに仕上がります。

まとめ：アプリ選びは『行動スピード』を基準に

最後にもう一度ポイントを整理しましょう。

・デザインの自由度ならCanva
・印刷と配布スピード重視ならラクスル
・スマホ一台・低コストならPOP KIT

『とりあえず作ってみる』スピードが、集客では何よりの武器です。今日この後、気になったアプリをダウンロードし、30分以内に最初のチラシを完成させてみてください^^

チラシ一枚が、あなたの店舗の“未来の常連客”を連れて来てくれるはずです！

また、弊社ではアプリは開発しておりませんが、経験豊富なデザイナーがチラシから看板まで店舗集客に必須な各種アイテムをご要望に合った最適なデザイン作成へご対応をしております^^

また、看板はデザイン作成だけではなく、
看板製作・看板施工までワンストップでご対応をしておりますんので、ぜひ店舗の看板はお気軽にご相談いただきましたらと思います。

よろしくお願いいたします！