看板デザインの豆知識『ai形式のデータとは?Illustratorについて』

イラストレーターのai形式にデータとは?

看板製作・施工全国ご対応『CUVIC』です!
今回は看板デザインデータの作成にillustratorを使う理由と、データの入稿時にイラストレーター(ai)形式のデータが指定される理由をざっとまとめてみました^^

看板デザインの豆知識としてよろしければぜひご覧くださいませ!

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そもそもillustrator(イラレ)とは?

Illustrator(イラストレーター)とは、Adobeという会社から販売されているアプリケーションです。
「Adobe Illustrator(アドビ イラストレーター)」が正式な名称になります。「イラレ」と略して呼ぶ人もいます。

ごく簡単に言うと高機能なお絵描きアプリです。
多くのツールが搭載され、幅広い媒体向けのデザインデータを作ることができます。
例えば、
・ロゴマーク
・Webサイト
・ポスター
・チラシ
・名刺
・看板

などなど。大きなものから手に取れる小型のものまで、様々なデザインがこのイラストレーターで作られております。

以前は買い切り型で、ソフトウェアを購入してインストールして使用という形でしたが、
現在は月額3,280 円/月 (税込) を支払って使用する、サブスクリプションのCloud アプリケーションとなっております。
※2024年12月現在の価格です。

安価ではないので、プロのデザイナーさん、イラストレーターさんが使用することが多く、印刷会社やデザイン事務所が会社名義で所持をしていることもよくあります。

看板のデザイン入稿でイラストレーターが指定される理由

CUVICの姉妹サイト『サインシティ』では、主に看板全般の通販をさせていただいております。
その中で、看板の表示面の加工を

【完全データ入稿(すでにデザインデータがあり、入稿する)】
もしくは
【デザイン作成を依頼する(弊社デザイナーにデザインデータ作成をご依頼)】

のいずれかの方法で承っております。

完全データ入稿の場合、お客様からご入稿いただいたデザインデータを使って、ご購入いただく看板に印刷・加工等を施して納品させていただきます。

デザインデータ作成のご依頼も大歓迎です。その場合は看板に入れたい内容について、簡単な箇条書きや下書きからでも、当社の看板のプロデザイナーがブラッシュアップしてデザインデータを作成し、看板として仕上げて納品させていただきます!

【完全データ入稿(すでにデザインデータがあり、入稿する)】でご注文をいただく場合は、イラストレーターで作成したデータ=「ai形式のデータ」での入稿を推奨しております。

その理由は、

『イラストレーターで製作したデザイン(文字、図形、イラストなど)は、拡大縮小してもその形状を保っていられるから』

というメリットが大きいためです。
サインシティ以外でも他の看板通販サイトでも、データの入稿はai形式のデータでという会社様が大半だと思います。

例えば、スマホで撮った写真は、極端に拡大すればガビガビな画像となってしまいますが、
イラストレーターで製作されたデータは拡大しても粗くならずキレイです。

また、イラストレーターのデータは写真などに比べて軽いという点も理由の一つです。
(サインシティでも10MBを超えるデータは外部のデータ転送サービスなどを利用して送っていただいております。)

拡大や縮小をしても汚くならず、またデータとしても軽くて扱いやすいという点から、
データの入稿はイラストレーターのデータでお願いをさせて頂いております。

ラスタ形式とベクタ形式

なぜaiデータ(イラストレーターで作ったデータ)は拡大しても粗くならないのか?
これは写真とaiデータのそれぞれのデータ形式が理由です。

写真はラスタ形式と呼ばれ、色のついた小さい正方形であるピクセル(画素)を集めて構成され、濃度や色が違うピクセルを多く並べることで、複雑な画像を表現しています。
この形式は「ビットマップ画像」とも呼ばれます。
拡大するとその小さな点に歪みが生じてガビガビになり(ジャギーが発生)、画質が悪くなります。画像がぼやけてしまう、粗くなる、という言い方もします。

一方、aiデータはベクタ形式と呼ばれ、画像を数値で記録している画像形式となります。
複数の点(アンカー)の位置(座標)、それをつないだ線、文字や図形の色、カーブなどを数値データとして記憶し、再現して、こちらが指定した形を見せてくれています。
記憶しているのは数値データのみで、サイズが変わっても数式により再計算して表示できるため、画質に影響を及ぼすことなく拡大縮小できます。
保存するデータが軽量になりやすいのも特徴ですが、写真のような複雑な表現は演算が膨大になるため苦手です。

まとめ

今回は、なぜデータの入稿はai形式を指定されることが多いのか、弊社としての見解を書いてみました。

看板デザイン会社CUVICでは、デザインデータのご入稿もデザインのご依頼も、どちらも随時お受けしております。
ぜひ看板を導入される際はご利用くださいませ!

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