看板デザイン会社『CUVIC』です!
今回は時折お客様よりご質問をいただきます看板の耐用年数や減価償却について詳しく解説ができましたらと思います!
看板は、店舗や会社の顔となる広告物して重要な役割を果たしています。そのため、そうした顔となる看板・長くご使用いただく看板のの耐用年数と減価償却の理解は、財務管理においても非常に重要となるかと思います。
今回は、そうした看板の耐用年数や減価償却の計算方法、そして各種類の看板の特徴についても詳しく解説してみたいと思います^^
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看板の耐用年数とは?
看板の耐用年数は、あくまで減価償却の期間を決定する基準となる年数となります。そのため、この耐用年数は必ずしも看板が実際にご使用可能な期間を示すものではございません。
例えば耐用年数が3年の看板となりますと、
『3年で使えなくなってしまうような看板・・・』
といったことではなく、3年間の減価償却が可能といった意味合いとなります。
代表的な看板の法定耐用年数
看板の種類 | 寿命 | 特徴 |
---|---|---|
スタンド看板 | 約3年から5年 | 軽量で移動が容易ですが、屋外に設置されることが多く、風雨や日光にさらされるため劣化が早いです。特にプラスチック製のものは、紫外線による色あせやひび割れが見られます。 |
袖看板・突き出し看板 | 18年 | ビルの壁面に取り付けられる金属製の看板で、耐用年数は18年です。 |
野立て看板・塔屋看板 | 20年 | 自立して設置される金属製の看板で、耐用年数は20年です。特に野立て看板は道路沿いに設置されることが多く、塔屋看板はビルの屋上に設置されます。 |
デジタルサイネージ | 3年または18年 | 小型のスタンドタイプの場合は3年、大型でビルに埋め込まれる場合は18年とされます。 |
電飾スタンド看板 | 3年 | 内照式の光る看板で、持ち運びが可能なため、こちらも「器具及び備品」として扱われます。 |
器具及び備品
代表的な店舗看板として使用されておりますスタンド看板、ネオンサイン、LED電飾看板など移動可能な看板は3年の耐用年数です。
建物附属設備
建物の壁面へ飛び出すような形で建物に固定された袖看板、突き出し看板、壁面サイン看板(プレート看板)などは使用されている素材によって下記の耐用年数となります。
金属製:18年
金属以外:10年
構築物
屋上看板、野立て看板などの基礎工事を伴うような屋外に独立して設置された看板がこちらへ該当します。
こちらも看板へ使用されております素材によって耐用年数が異なります。
金属製:20年
金属以外:10年
耐用年数と耐久年数の違い
耐用年数と耐久年数は似ていますが、異なる概念です。
■耐用年数
減価償却の期間を決定するための法律で定められた基準となる年数となります。
■耐久年数
看板が実際に使用可能な期間の目安。環境や使用方法によって変動し、耐用年数を超えることも十分あります。
例えば店舗の前へ置いてご使用いただくようなスタンド看板も上記の耐用年数では3年となりますが、実際に3年で買い換えられているようなことはなく、数年にわたって問題なくご使用されるお客様が大半です。
看板の耐用年数と減価償却
看板の費用は、税務上の減価償却によって、複数年度に分けて経費として計上することができます。
これは資産の価値が時間とともに減少することを会計上で反映させる手続きです。看板も固定資産として扱われるため、購入費用を耐用年数にわたって分割して経費として計上する必要があります。
例えば、40万円の金属製突き出し看板を購入した場合、その耐用年数が18年であれば、毎年約22,222円を減価償却費として計上します。
これにより、店舗を開業した1年目などの税負担を軽減し、キャッシュフローを改善することができます。
減価償却には主に二つの方法があります
■定額法
毎期同額を償却する方法で、シンプルで計算しやすいです。
■定率法
※定率は、耐用年数によって異なります。
耐用年数2年:0.684
耐用年数3年:0.535
初年度に多くの減価償却費を計上し、その後は徐々に減少していく方法です。この方法は初期投資を早期に回収したい場合に適しています。
また、特例として、中小企業者等が取得した30万円未満の資産については、一括で経費計上できる「少額減価償却資産の特例」があります。この特例を利用することで、税負担を軽減することが可能です。
多くの看板はメーカー推奨が5年ほど
看板の多くは下記看板のように看板用へ印刷しましたインクジェットシートを貼る形で製作されております。
看板用インクジェットシートのメーカーが推奨する寿命は、一般的に3年から6年とされています。
※この寿命は、使用するインクジェットシートの種類や設置環境、使用されるフィルムの品質によって大きく変わります。
また、インクを使用した印刷物となりますので、紫外線による色褪せが経年劣化として生じます。
看板用のインクジェットシートの場合は一般的には5年から6年ほどは見た目を維持できるとされております。
こうした形でメーカーの推奨としましては3年〜6年ほどとはなりますが、これまで弊社でも数えきれないほどの看板施工を行ってきましたが、5年で色褪せで使えなくなった看板といったものは特殊な環境以外ではあまりないというのが実際のところです。
そのため、看板の寿命は何年か?
といった問いに明確な回答は難しいのですが、少なくともメーカーが推奨されている5年前後で使えなくなるような看板はないかなと個人的には思います。
弊社では少しでも長持ちする看板製作を行なっております!
上記のような看板用のインクジェットシートも様々なメーカーより販売されております。
その中で海外製の安価なインクジェットシートもあり、そうしたシートの場合には品質の面で国内メーカー品とは大きな違いがあるケースも多々ございます。
そのため、弊社では国内の主要なメーカーでありますリンテック・バンドー・世界的な資材メーカーである3Mなどの高品質なインクジェットシートを使用し、看板製作を行なっております。プレート看板の下地となりますアルミ複合板も江戸時代に創業された福田金属箔粉工業株式会社という国内トップメーカーのアルミ複合板を主に使用しております。
また、様々な看板材料も常時自社で耐候性のテスト(屋外でしっかりキレイな状態が維持できるかどうか)も行なっております。
少しでも長くキレイな看板としてご活用いただけますよう、こうした品質面にも徹底をした体制で看板製作を行なっております!
看板通販サイト運営や全国ご対応によるスケールメリットをフル活用!
弊社では当サイト以外にも国内最大規模の看板通販サイトを2001年より運営し、現在では看板通販以外にも全国の看板設置工事へご対応をしております。そのため、年間の看板製作件数も通常の看板屋さんとは桁が違う件数の件数の製作を行なっており、それによる大量の看板材料の仕入れの実現・各メーカーとのスケールメリットを活かした価格交渉を日々行なっております。
そのため、上記のような高品質な看板材料を使用した中でも、どこよりもお安く看板製作を行なっております!
まとめ
今回は看板の耐用年数・減価償却についてざっとではございますが、ご紹介させていただきました!
耐用年数はあくまで減価償却においての定められた年数とはなりますので、それが=看板の寿命ではございませんが、店舗の税負担を軽減するためにも知っておくべき情報となります。
また、弊社では実際に看板が長くキレイにご活用いただけるよう各看板材料の品質にも徹底しておりますので、価格がお安いというだけではなく間違いのない看板を製作しておりますので、ぜひ看板のことはなんでもお気軽にご相談をいただきましたら嬉しいです^^
よろしくお願いいたします!
目を引く看板デザインを制作します!
店舗看板から会社看板まで
業種問わず看板デザインからご対応可能です!
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